ディズニーランド・フロンティアランド
運営期間 1960/6/12〜1977/1/2
チケット Eチケット
マイントレインスルーネイチャーズワンダーランドはフロンティアランドの豊かな自然をミニチュア機関車に乗って巡るアトラクション。現在のビッグサンダーマウンテン鉄道付近にあった「Rainbow Caverns Mine Train」を大幅にリニューアルする形でオープンしました。
ゲストはミニチュア機関車に乗って西部開拓時代の町を出発すると、まずアメリカ河のほとりを巡ります。そこではビーバーがダムを作っていたり、クマが魚を獲っていたり、2体のヘラジカが戦っていたりする様子を観察することができました。その後、列車は荒野へ。ヘビやカメ、コヨーテ、豚などの動物がいた他、ぐらぐら揺れるバランスロックや人の形をしたサボテン、ティラノサウルスの化石、間欠泉などがありました。そして最後に列車は洞窟へ。そこには虹の滝など色鮮やかな滝があり、列車はまた西部の町へ戻っていきます。このアトラクション全体には200体の動物のアニマトロニクスが存在し、フロンティアランドの壮大な風景の一部となっていました。
しかし、園内のマッターホルンボブスレーなどの絶叫系アトラクションの人気上昇に伴い、このアトラクションもジェットコースタータイプアトラクションのビッグサンダーマウンテンにリプレイスが決定し、クローズしました。
その後、乗り場の西部の町がビッグサンダーマウンテンの乗降場に使われた他、アトラクションで使われていたティラノサウルスの化石もクライマックスに設置されました。また、アメリカ河では列車の通ってトンネルや廃線跡、滝、アニマトロニクスの動物たちが残っていました。ゲストの乗った列車も2010年まで園内にありましたが、その後、ロサンゼルスの鉄道博物館に移設され現在もその博物館で展示されています。
2017年には短編アニメーション「ミッキーマウス!」にてこのアトラクションをモチーフにした作品「Nature’s Wonderland」が制作。このアトラクションの象徴的なシーンだった、虹色に輝く洞窟の滝などが描かれています。
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