Submarine Voyage

ディズニーランド・トゥモローランド
運営期間 1959/6/14〜1998/9/7
チケット Eチケット


サブマリンヴォヤッジは本物の潜水艦に乗って、トゥモローランドにあるラグーンを探索するアトラクション。現在もある「Finding Nemo Submarine Voyage」の前身で、ディズニーランド初のEチケットアトラクションでした。
ゲストは38人乗りの潜水艦に乗って、全長416mのコースを進みます。ただし潜水艦とはいっても、座席が水面下にあるだけで、乗り物自体は完全に水の中に沈むわけでは無いため、正式には潜水艦ではありません。この潜水艦はディーゼルエンジンでガイドレールに沿って動いていおり、世界初の潜水艦やアメリカ海軍の潜水艦を製造した会社が製造したため、本格的なもので、一台あたり当時約8万ドルのコストがかかっていました。
潜水艦はまずウミガメやカニが住む色とりどりのサンゴ礁を進み、サメがうろつく沈没船、巨大イカや奇妙な生物が生息する深海、人魚の住む海、海の怪物リヴァイアサン、海底火山などを巡りました。
これらの生き物たちはアニマトロニクスなどの作り物ですが、初期の計画では本物の魚や海な生き物を使用しようと考えていたようです。
また、アニマトロニクスが故障した場合は、定期点検以外で水を抜くことができないため、ダイバーが潜って修理をする必要がありました。
潜水艦は1986年まで軍用潜水艦のような灰色と黒の塗装でしたが、その後調査用潜水艦を模した黄色の塗装に変更になりました。
ラグーンでは1965年から1967年までの夏に人魚の格好した女性キャストがパフォーマンスを行なっていましたが、潜水艦のディーゼルエンジンの排気ガスとラグーンの塩素による健康被害が発覚した他、これを見るゲストがパーク内の動線を塞ぐという問題もあったため、中止となりました。

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